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ファイルを開くダイアログ - Windows の標準ダイアログです。

"拡張された" ファイルを開くダイアログ - 非常に機能的でメディア向けに設計された拡張ダイアログです (ネットワークを含むディスク、デバイス、お気に入り、 強調表示、その他多くのオプションが追加されています)
ただし、動作が遅く感じる時があるかもしれません (これは PC の性能に大きく依存しています)。もし数百個のディレクトリ、数千個のファイルを取り扱う必要がある場合は、左マウスボタンのダブルクリックでファイルを開くようにしてください。

ТV 指向ダイアログ - 拡張されたファイルを開くダイアログの簡素化されたバージョンです。使用するファイルの情報を必要最小限にしてあるので、非常に動作が軽快で、数千のフォルダやファイルに対する作業も高速に行うことができます。またこのダイアログは、フォントサイズを変更できる唯一のダイアログでもあります。

全画面ダイアログ - 主に TV、およびリモートで使用することを想定して設計されています。最小の UI 要素で構成されており、すべての制御をキーボードの Tab 方向キー および Enter で行うことが可能です。

フォルダ選択ダイアログ - 標準的な Windows のフォルダ選択ダイアログです。拡張されたダイアログ、TV-指向のダイアログは、この基本的なダイアログに便利な機能を追加したものです。
(各ダイアログへの切り替えは、設定(F10) / インターフェース / 外観 タブ "デフォルトのプレイリスト追加モード" から行うことができます。)
キーフレームには、ビデオ映像に関するすべての情報が保管されます。その他のフレームではスペース節約のため、ビデオ映像の前の変更部分に関しての情報のみが使用されます。
キーフレームの機能:
長所: キーフレームの参照は、前のフレームをシーケンス処理する必要なく行うことができるため、キーフレームのシークは非常に高速/瞬時に動作します。
短所: キーフレームは多くのスペース必要なため、部分的にしか使用されません。その為キーフレームのシークには +/- 2 秒(質の低いエンコードがされた動画では ~10 秒間) の狂いが生じることがあります。
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DXVA (DirectX Video Acceleration) - ハードウェア(ビデオカード)でのデコードの処理機能を支援(アクセラレータ)するメソッドで、CPU (プロセッサ)への負荷を大幅に減少する効果もあります。通常、ビデオカードではより少ないリソース、計算量でデコードを実行しようとします - これは電源消費量をなるべく減らして発熱を抑えることで、クーラーからのノイズを抑える意味もあります。DXVA は一部の指定された映像エンコードメソッド (例, h264 - 対応, XviD - 非対応) でのみ利用することができます。 DXVA はフィルターツリー内の映像デコーダと映像レンダラーの間に、中間体 (映像処理ソフトウェア、字幕のような) が存在しない時のみアクティブにすることができます。
ビデオレンダラー(以降 VR とも表記) — 出力デバイス上にコンテンツを描画するソフトウェアの一種 (簡単に言うとあなたのモニターにビデオを表示するためのものです).
Windows XP以前で使用を推奨するビデオレンダラー :
- VMR7 Windowless (VMR7 WL) - Windows XP デフォルトの VR - 非常に軽く高速
長所:
- 軽量 (オーバーレイ使用) - ローエンド PC にお勧め
- 高速 - 特に FPS が50 以上のビデオにお勧め
- ビデオ字幕がない場合のみDXVAに対応することが可能 (簡単に無効化設定ができます)
短所:
- オーバーレイが使用できるのはひとつのビデオに対してのみなので、他のメディアプレイヤーと共有する必要がある
- PrintScreen キーを押してピクチャを保存した時にカラースタブのみが含まれる
- VMR7 Renderless (VMR7 RL) - 前述のものと同様, オーバーレイの使用は不可
VMR7 WL との比較 - 長所:
- PrintScreen が正常に機能
- 黒帯部分に字幕を配置することが可能
VMR7 WL との比較 - 短所:
- VMR9 Windowless - VMR7 Windowless と同様, レンダリングに DirectX 9 を使用
VMR7 RL との比較 - 長所:
- 画像のスケーリングが少し向上
- PrintScreen が正常に機能
VMR7 RL との比較 - 短所:
- VMR9 Renderless - VMR9 WL と同様, 少し複雑
VMR9 WL との比較 - 長所:
- 字幕付きでも DXVA に対応
- 黒帯部分に字幕を配置することが可能
- 画像のスケーリングが少し向上
- PrintScreen が正常に機能
VMR9 WL との比較 - 短所:
- 高フレーム (> 30fps) のビデオには適さない
Windows Vista 以降で使用を推奨するビデオレンダラー:
- EVR - Windows Vista 以降のデフォルト VR - 非常に軽量で高速 (Windows XP には含まれていません!)
長所:
- 軽量, 高速, ネイティブ
- Radeon ビデオカード(Windows XP) で赤色のピクチャスケールが良好
短所:
- 字幕付き DXVA に非対応
- Windows XP で使用する場合は .NET Framework 3.5 が必要
- EVR CA - 字幕の使用に最適化
EVR との比較 - 長所:
- 字幕付きでも DXVA に対応
- 黒帯部分に字幕を配置することが可能
短所:
- EVR Sync - ビデオおよびモニター(または TV)で FPS の同期を保持するように設計
EVR との比較 - 長所:
- ビデオフレームのギャップを解消
- 字幕付きでも DXVA に対応
- 黒帯部分に字幕を配置することが可能
短所:
- EVR-レンダラーの動作が重い
- 指定するモニター / TV 側の詳細な調整が必要
- 稀に不安定になる
MadVR - 特殊例
- MadVR - サードパーティ製の VR で、最大限のピクチャ品質を引き出すことに焦点を絞って設計されています。(使用する場合は手動でインストールが必要)
長所:
- 高品質のイメージ スケーリング
- 色域 & ガンマ補正によるディスプレイの較正
- 完全な 16bit 処理キュー
- すべての作業を GPU シェーダ経由で実行
- 開発が活発に行われている
短所:
- 高性能のグラフィックカードが必須;
- 稀に不安定になる
MadVR のインストール、処理、設定等に関する詳細は このセクション を参照してください。
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LightAlloy ではスクリーンショットを 5つの形式で保存することができます:

形式 | 説明 |
BMP | 非圧縮画像: 最も高速で劣化のない完全な画像で保存されますが、サイズが巨大になります。 |
JPG | 非可逆圧縮画像: 一般的な写真の保存によく使用されます。 処理が高速で、最終的なサイズも小さくなりますが、細部にわずかな劣化が生じます (広範囲の設定が可能) |
WebP | 非可逆圧縮画像: 透過処理に対応、JPG, PNG, GIFの後継代替方式として位置付けられています。(サイズは JPGより小さくすることが可能) |
PNG | 可逆圧縮画像(無劣化): 透過処理に対応、境界線がはっきりとした画像に向いています。 サイズは保存されるデータ量によって変わり、処理速度は JPGより遅くなります。 |
WebP-LL | ロスレス圧縮画像: 透過処理に対応、PNGの後継代替方式として位置付けられています。(サイズは PNGより小さくすることが可能) |
注意: WebP および WebP-LL は新しい形式なので、現時点では対応しているツールがあまり存在しません。
WebP に対応しているツール:
- Gecko エンジンがベースのブラウザ Chromium/Blink (Google Chrome, Opera, Maxthon, Yandex.Browser その他いくつかのクローン);
- IrfanViewバージョン 4.36 以降にプラグインをインストール;
- Windows に含まれているビューワ(Windows Vista 以降) にコーデック をインストール.
以下の画像を使用して作成、比較した結果 (1280х544 ピクセル / 品質 80% で作成):

形式 | ファイルサイズ | 処理時間* |
BMP | 2041 KB | 0,1 秒 |
JPG | 571 КB (BMP の 28%) | 0,1 秒 |
WebP | 166 КB (JPG の 29% - BMP の 8%) | 0,3 秒 |
PNG | 1361 КB (BMP の 67%) | 0,4 秒 |
WebP-LL | 782 КB (PNG の 57% - BMP の 38%) | 4,1 秒 |
* -処理時間はコンピュータの性能に依存しており、環境によって大幅に異なるため、あくまで参考値です(今回のテストは 2010 年製のコンピュータを使用)
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Dmitri Render - DXVA2 に対応、GPU を使用したスムーズなビデオ再生を支援するためのパッケージです。使用するためには次の要件が満たされている必要があります。:
- ハードウェア:
- NVIDIA, GeForce 400-シリーズ, または AMD, 6000-シリーズ(グラフィックカードに AMD APU チップが含まれるもの)
- NVidia バージョン 320.18 以降、または AMD バージョン13.4 以降のドライバー
- 最小で 512MB のビデオメモリ(RAM)
- SLI-モード(MultiGPU)に対応したビデオカード ドライバーを推奨
- ソフトウェア:
- オペレーティング システム: Windows Vista 以降 (Aero 実装の OS を推奨);
- DirectX の最新バージョン
- *InternetExplorer等、ビデオメモリを大量に消費するプログラムを実行中に DmitriRender を使用する事はお勧めしません。
LightAlloy で Dmitri Render によるレンダリングを使用するには 設定(F10) / コーデック下部分にある "DmitriRender を使用(利用可能な場合)" にチェックを入れて、 "システムコーデックを無視する" のチェックは外してください。